smellman's Broken Diary

クソみたいなもんです

[http://www.bleep.com/?bleep=WARPCDD161:title=Squarepusher / Just A Souvenir]

bleepで先行発売されていたのを今日知ってすぐさま購入。
前作で見せたポップ路線をさらに強調するような内容。特にエレキギターを多用するというスタイルは今までのSquarepusherには見られなかったスタイルだと思う。
まず最初の曲はもろSquarepusherらしい楽曲で前作を気に入った人なら必ず気に入ると思う、Squarepusherらしいシンセポップ。独特の癖のあるメロディラインは健在だと感じさせられます。
その後の楽曲からエレキギターが多用されるんですが、なんかロックバンドを一人でやっちゃいましたっていう感じでファンとしてはかなりびっくりさせられる内容。Delta-VやPlanet Gearの激しさはかなりのものです。
そしてアルバムの中で特に存在感があるのがThe Glass Road。ギターの多用はもちろん曲の変調ぐあいがすばらしくカッコいい。Squarepusherお得意のJazzっぽいサウンドとエレキがすごくいい感じでコラボしたあと、叩き込むようなドラムとエレキのコンボ、そしてJazzっぽい優しいメロディへの変化。そして一気にのぼりつめていくメロディ。そして最後は切ないメロディへと変化してノイズで終わる。まさに集大成といった感じの曲です。一曲でお腹いっぱいになりました。
もちろん、従来のドラムテクは健在ですが、やはり雰囲気がなま音に近い感じがします。昔のようにドリドリって感じではないですが、こういうスタイルもすごくよいと思います。普通にロックを聞くような人にもおすすめできるようなアルバムです。是非、視聴してみて雰囲気を味わってみてください。

Just a Souvenir
Just a Souvenir
posted with amazlet at 08.09.29
Squarepusher
Warp (2008-10-28)
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