smellman's Broken Diary

クソみたいなもんです

最近読んだラノベとか 1

一週間以上放置したらそうとう溜ってしまいました。あぅあぅ。
まぁ、全部書くのはやはり面倒なので、二日に分けて書こうと思います。

れでぃ×ばと! 5 - 10

もうずっとドリルのターン。
なんていうか、腹黒もいいなぁって思ったんですが、認識が甘かったようです。もうドリルしか頭に入りませんw
こう、エロが霞むぐらいドリルが可愛いんですよ。なんていうか、王道すぎるツンデレ度にくらくらと来てしまいます。いろんなキャラがいますけど、ほとんどドリルを引きたたせてるだけに見えてくるぐらいやばい。
正直進展が遅すぎるので、毎回もやもやさせられるってのが辛いところですが、それでもドリルを堪能できるだけでこの作品の楽しみ方がかわると思います。辛うじて10巻でいいとこまで行ったかなぁという気はするけど、前に腹黒が(いろんな意味で)裏切っているので、そこらへんは様子見ではありますが...
あと、このアニメを子供に見せた某氏は父親として何か間違ってると思います(ぉ

れでぃ×ばと!〈5〉 (電撃文庫)
上月 司
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神さまのいない日曜日

最近珍しいストーリーが主軸となっているラノベです。うん、本当に珍しい。
ただ、珍しいってだけじゃなくて、そのストーリーがちゃんと生き物のように心に響いてきて、読んだあとにすごく優しい気持ちになれます。なんていうか、いいですね、こういうのって。
この作品で特に面白いなぁって思ったのが、主人公のアイが気持ちをすぐ切り替えてしまうところ。すごく奇妙だけど、この作品独特の世界観を際だたせるように主人公たちが振る舞っているようで、作品としてほとんど乱れがない。違和感が違和感を正当なものとしてるような感覚から、一気に作品にのめりこんでいきました。ひさびさですね、こんな感覚は。
いちおう完結するんですが、大賞受賞っていうところからか、すでに続編が決まっているそうです。個人的にはすごく期待しています。アイがどんな表情を見せてくれるのか、どんな希望が、絶望が待っているかと思うと胸がゾクゾクします。楽しみですね。

さくらファミリア! 2, 3

この作者の人はキリスト教をF**kするどころか、ジョンレノンまでF**kするのか!
正直、ここまで危険なものは見た事がない。ひたすらキリスト教を愚弄しまくる設定にクラクラし、神もへったくれもないバカコメディを作りあげていく作者の人には尊敬の念しか生まれません。
天使は総じてロリコン(+レズ)とか乳なる神とか地獄の入口をwikipediaで調べたりとか、あげくの果てにニコニコ動画まで出てくる始末。ここまで暴走すると逆にすがすがしいというのを全面的に押し出す事に成功した貴重な小説だと思う。わりと中途半端なネタを使うのは多いんだけど、徹底的にネタだけで押し通したらこうなりました的なものってある意味すごいです。
残念な事に3巻で終了。終わりもかなりイッてるんだけど、ちょっとオチが弱かった気がするのが少し残念です。ただ、思いっきり笑えるので、普通にお勧めです。

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ベン・トー サバの味噌煮290円

まったくもって判断に困る小説です。
着眼点というか、世界観が秀逸すぎるのは素直にすげーと思った。スーパーの半額弁当を奪い合うというすごくバカな設定から生まれる人間ドラマ、そしてバトル。特にバトルの部分がすごくよくって、やってる事はやっぱり半額弁当の奪い合いなのに、どこぞの格闘系の小説を読むよりもすごくハラハラさせられる。こんなにバカなのに、ひたすらかっこいいんですよ。
で、判断に困るというか、正直疲れたのがセガ描写。正直どうでもいいというかしつこすぎで、その描写が始まると読むのが辛くなるというか、飽きて寝た。もっといらないのはスーパージャンプ描写だけど、こっちはあまり多くないのでまだ大丈夫だった。ってか、一切共感できるところがないので、ただ流せばよかった。セガはちょっとだけわかるところがあるので、流す事もできずにいてフラストレーションがただただ溜るだけだった。
それでも、本題のバトルはすごくよくって、そこらへんのマイナスを取り返すぐらいの勢いはあります。いちおう続きもチェックしますけど、少し不安だったりします...