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smellman's Broken Diary

クソみたいなもんです

SH@PPLE -しゃっぷる-

book

ちょうど最終巻がでるちょっと前から読み初めて一気にはまってそのまま最終巻まで読み続けました。
まぁ、なんていうか最高だった。
この作品がすごく面白かったのは独特の書きくちというか、文体が面白くってさまざまなところにいい表現がちりばめられているというところ。これがすごくって、作品自体の暖かさっていうのを存分に出し切っていて読んでてすごく気持ちいい。
で、この気持ちよさがそのまま最終巻までいって、ラストまでそのままで。。。本当にすごい。ラブコメものだとハッピーエンドになるっていうのは基本だし、この作品もそうなんだけど、本当に幸せなエンディングすぎて、うれしくって普通に泣いた。
たぶん、今まで読んだ作品の中で一番表現が豊かでそれがほがらかで楽しい作品だと思う。作品の印象をキャラクターじゃなくて文体で駆使して表すというのは本当にすごい。もちろん、キャラクターも愛すべき奴らで本当に愛おしくて、だから最高なのかも。
登場人物で嫌な印象のやつはいないし、失恋のところでも生々しくやるのではなくいい意味で抽象的で、それが愛おしさを爆発させていて。そう、抽象的でも気持ちっていうのは十分通じる。そこが本当にこの作品の面白さじゃないかなぁと感じながら読んでた。
実は小説を読む前にマンガ版を読んでた。こちらも楽しいんだけど、小説は遙かに楽しい。この表現、この文体を楽しんで欲しい。いちいち面白いこと書きやがって!ってぐらいすごくいいんです。
渋谷先生への最後のメールへは返信が書かれていません。それがたぶんこの作品の面白さを全面に出してるんじゃない?そこは想像するなりすればいい。最後までいろんな楽しさを出していて、それは心で感じてよって思うようなそんな作品。作者が紡ぎだしている文章を元に心の中でキャラクターたちが動いていく。本当にそんな作品。たぶん、扉絵が本編と関係ないっていうのもそういう効果を生み出してるんじゃないかな。意図しなくイメージしてよという感じにさせてくれるこの組み合わせは本当にやばい。

SH@PPLE〈1〉 (富士見ファンタジア文庫)

SH@PPLE〈1〉 (富士見ファンタジア文庫)


SH@PPLE  ―しゃっぷる―(9) (富士見ファンタジア文庫)

SH@PPLE ―しゃっぷる―(9) (富士見ファンタジア文庫)