smellman's Broken Diary

クソみたいなもんです

2023/02/23の日記 - 書籍レビュー「現場のプロがわかりやすく教える 位置情報エンジニア養成講座」

生きてます。

それはおいといて、先日秀和システムの西田さんから献本をいただきました。

この本は元々、僕の著書の担当だった西田さんが秀和システムに転職する際に「ネタをよこせ」と言われて、どうせなら若い人に書いてもらうべきだよねとMIERUNEの某氏と画策して最終的に井口さんに白羽の矢が立ったものとなります。

僕もちゃっかり紹介者として名前が載ってたりします。

まぁ、それはおいといて、とりあえず本を一周読み終わって、全て実装もやってみたので簡単なレビューを。

第一章、第二章は位置情報エンジニアのための基礎を一通りおさらいしています。

ここでのポイントはちょうどいい案配で深みにあまり踏み込まないように書かれている点です。

例えばGeoPackagesなんかは一行だけの説明で終わっていたりと、本の主題の本筋に合わない部分をあえて削ってるのではないかってぐらい踏み込まない感じになっています。

それだけ簡潔に書かれているというのはこの本の特色ではないでしょうか。

第三章ではQGISを使ったデータの扱いについて解説しています。

ここでも必要でない部分はかなり削ってるような印象を受けます。

また、僕のように比較的QGISが苦手な人間でもちゃんと使いこなせるようなわかりやすい解説で、手を動かしながらやっていて迷う所はほぼ無かったです。

第四章になると実際にWeb開発を進めていきます。

第四章のポイントはLeafletとMapLibreでそれぞれ実装して、その違いを明確にすることです。

同じアプリを作るのにも大きな違いがあるこの二つのライブラリをこれまた簡潔に解説していて、それぞれの利点や気をつけたいポイントなどをしっかりと解説してくれています。

第五章では実用的なアプリケーションをMapLibreで開発をしていきます。

防災という観点ではよくハッカソンで見かけるアプリケーションなんですが、MapLibreならではの工夫がしっかりとされていて、実装を実際にやってみることでMapLibreへの理解が深まるように書かれています。

Viteを使っているところもモダンなアプリの作り方としてすごく好感が持てました。

以上が、レビューとなります。

とりあえず位置情報を扱うハッカソンなどに参加する人、MapLibreで実用的なアプリケーションを作ってみたい人、位置情報エンジニアを目指したいと思っている人には特にお勧めです。

位置情報エンジニアだったら後輩とかの教育にも使えるので、是非手に取ってみてください!

2023/01/15の日記 - 飲んでたらShapefileからの変換の解説をしていた件について

KoedoLUGでShapefileの話になって、変なん図を書いた。

ShapefileがいかにダメかはShpefile must die!を参考にしてください。

Shapefileからtippecanoeへ変換するためのフローとGeoPackage/FlatGeoBufの違いなどを説明している概略図です。

酔いって面白いですね。

2023/01/02の日記 - 読書など

今日は二つ本を読み終えました。

一つ目はラノベで、この著者の作品は結構読んでいて、年末に積ん読だった「なぜ僕の世界を誰も覚えていないのか?」を全巻、「キミと僕の最後の戦場、あるいは世界が始まる聖戦」を既刊まで読み切っていて、流れで新しいシリーズを読み始めたという感じです。

ゲームと言ってもデスゲーム系ではなく、わりと明るい話で気軽に読めました。

ただ、ちょっとコメディな所がこの著者にしてはちょっと強引な感じがあって、他の作品と比べると少しテイストがきつい印象がありました。

とりあえず先に買っていた数巻分は読むけど、展開次第ではどうかなという感じではありました。

もう一冊はいわゆるビジネス向けの本です。

というか古い大ベストセラーなので、いまさら感はありますが、これは読んで良かったと思える本でした。

Kindle Unlimitedでタダで読めるうえ、一時間ほどで読める分量というのも良いのですが、すごく簡単でかつわかりやすい寓話から人生のヒントを得るという本で、2000年ぐらいに翻訳されて多く読まれたのも納得というか、そういう時代だったなぁという感じもあり、まぁなんつうか、もっと早く読んでおけばよかった系です。

続きの本もあるようなので時間が合ったら読んで見ようかなと思います。

というか、こういうのこそ古本屋とか図書館とかで読むのが良さそうだなという印象もあり、変化を受け入れるという点でもうちょっと今年は奮起したいなと思わせられました。

まぁ、Kindle Unlimitedにあるので皆さん是非読んで見てください。

あと、今日は読書以外にもサウンドプログラミングの勉強をしたり、自作のsprite-oneのPull Requestの受け入れと、それに関連してCharitesのライブラリのバージョンアップなどをしていました。

github.com

夕方からは実家に兄姉が全員集まって一緒に夕飯食ってました。年一の団らんです。いや、またどっかの連休には集まるかもしれないけど。

兄姉が帰ってからは音楽を聴きながらこの日記を書いています。

凛として時雨は最近リピートしまくりです。Breakcoreも聞いてるけどね!

ではでは。

2023/01/01の日記 - あけましておめでとうございます

あけましておめでとうございます。

今日は寝正月をしていました。

新年の抱負として、とりあえず以下の事を上げておきます。

  • ゲームを5本はクリアする
  • 自炊を頑張る
  • 技術書を10冊ぐらいは読む
  • 英語の本を1冊は読み切る

難しいかもしれないけど、明日から頑張る。

あと、新年一発目からDoormouseのニューリリースの予告が出て大興奮しています。

1月13日発売ということで、楽しみにしています。

ではでは。

2022/12/31の日記 - 大晦日です

晦日ですが、普段と変わりがありません。

とはいえ、冬休みの勉強として「Webアプリ開発で学ぶ Rust言語入門」という本を今日いっぱいで全て読みきり、実装もだいたい写経しました。

たまたま本屋で見かけて、Webに特化しているという点でわかりやすいかもと思って買ったのですが、だいぶわかりやすい本でした。

かなり低レベルな所の実装が多く、ちゃんと押さえておきたいポイントが押さえてあって良かったです。

低レベルという意味ではわりと読者を選ぶかも知れないですが、Rustだし、そんなもんだろうという感じです。

まぁ、僕も読み始めて三日で全部終わらせたので、簡単な入り口としては良い本だと思いました。

あと、冬休みの勉強として数日前にもう一つ終わらせたのが今月発売のSoftware Designです。

現場猫のシールが欲しいというわけではなく、普通にアルゴリズムの話とかPostgreSQLの話とかを読みたくって買ったんだけど、たぶん先頭から最後まで読んだの今回が初めてかもしれない。

というわけで、当然自作シェルの連載にぶち当たるわけですが、著者が言うほどヤバい感じではなく普通に楽しめました。

ただ、実装を見ると先がずいぶん長そうなんだけど、これは長期連載になるのかな(汗 覚悟しておかないと...

さて、明日から新年ということで頑張っていきます。

年明け早々に読まないといけない本がGoogle Analytics 4の本なんだけど、俺は何のエンジニアなんだ...

P.S. 今年の一曲はやはりSynthameskのBrainwashingです。みんな聞いてね!

2022/11/19の日記 - FOSS4G 2022 Japan Online コアデイの動画公開しましたよって話

タイトル通りです。

www.osgeo.jp

Youtube Liveで流したモノをダウンロードして、Adobe Auditionでノイズ除去をしてからAdobe Premiereで動画の切り取りをして各動画を作ってました。

朝6時ぐらいから作業をしていて、とりあえずAdobe Media Encoderに全てキューに突っ込んで、エンコードを開始したところ、4つ目ぐらいのファイルを処理しているときにMacごと再起動。

キューは保存していなかったので、作業やり直しorz

まぁ、そんなわけでがんばってエンコードしたので当日見られなかった人は是非楽しんで下さい。

そろそろ新しいMacBook Pro欲しい...M2でないかな...

ではでは。

2022/09/23 - 日記さぼり中

日記を絶賛さぼっております。

今日は気を変えてLinuxで日記を書いています。

skkは良いですね。

で、最近の動向なんですが、The United Nations Vector Tile Toolkit(unvt)にsprite-oneを寄与しました。

ついでにunvtの管理権限ももらっちゃいました。うおー。

あと、今日tweetしましたが、日本測量協会の測量という雑誌に寄稿しました。

専門誌なのでどこに売っているか知らないのですが、見かけたらよろしく!

あと、今日は散髪してすっきり。

ではでは。