smellman's Broken Diary

クソみたいなもんです

2023/05/22の日記 - OpenSource Conference 2023 Online/Nagoya でRedmine GTT Plugin & Lobsta製品紹介で発表をしました

OpenSource Conference 2023 Online/Nagoyaで「Redmine GeoTaskTracker(GTT) Plugin & Lobsta製品紹介」というタイトルで発表をしました。

Youtubeに動画がアップロードされています。


www.youtube.com

スライドはdocswellにアップロードしています。

軽く紹介しておくと、Redmineのチケットやプロジェクトに位置情報を付与するという仕組みのプラグインとなります。

MyCityReportや、一時バズった百森での仕組みがこのプラグインになります。

LobstaはGTT Pluginを使ったマネージドサービスとして展開をしています。

興味があれば、是非動画や資料を見てください。

あと、弊社では営業担当やエンジニアを募集しています。

georepublic.co.jp

こちらも興味があれば是非チェックをお願いいたします。

あとは、OSC 2023 Online/NagoyaのLTにも参加しました。

こっちはセキュリティ製品についての発表です。

こちらも興味があれば是非チェックしてみてください。

2023/03/28の日記 - RedmineでOpenAI API(ChatGPT)を利用するredmine-gtt-assistantがリリースされました

なんか起きたら弊社CTOのDanielが作成していました。

github.com

redmine_gttgttとはGeoTaskTrackerの略ですが、このプラグイン自体は地理情報無しで使えます。

やれることは今のところは「説明から題名を生成する」機能と「説明を改善」する機能です。

Redmineなどで説明を書くのが面倒なんですが、このプラグインを使えばさくっと概要を書いて「説明を改善」すればそれっぽくなります。

雑ですが、とりあえず説明に「## ゴミ箱からゴミが漏れている」と書いて見ました。

そして、「説明の改善」と「題名を生成」のボタンを押したところ、こんな感じになりました。*1

もちろん、このまま使うわけには行かないですが、校正すればしっかり使えるものになるでしょう。

ではでは。

*1:日本語訳はPull Requestを投げている所です

2023/02/28の日記 - Fedora 37 WorkstationをUTMにインストールしてみる

最近、UTMという仮想化ソフトウェアにハマっています。

mac.getutm.app

今回はFedora 37 Workstationを入れて見ます。

まず、Fedora 36 Workstationを入れます。

というのは、Fedora 37 Workstationのarm64のインストーラにバグがあるようで、インストールソースが検出されず、GUIインストーラも動かないという状態になります。

というわけでrikenなどのミラーから落としましょう。

ftp.riken.jp

UTMを立ち上げて設定をして、さくっとFedora 36 Workstationをインストールします。

インストールが完了したらgrubの画面でEscを連打して、ISOイメージを削除してから、grubでrebootコマンドを実行します。

あとはユーザなどをセットアップして、いったんFedora 36 Workstationを起動します。

Fedora Linux 37が利用可能ですというダイアログが出てくるのだけど、無視して、以下を実行します。

sudo dnf system-upgrade download --releasever 37 --allowerasing
sudo dnf system-upgrade reboot

これで再起動...

この画面のまま止まりますが、動作はしているのでちゃんと待ちます。

そして再度再起動がかかると、

というわけでFedora 37 Workstationが起動しました。

あとは必要なパッケージをインストールしましょう。

sudo dnf install ibus-skk

あとはログアウトしてログインし直してGnomeの設定のキーボードからSKKを選べばOK。

サポートをしてくれたmoriwakaさん、ありがとうございました。

ではでは。

2023/02/24の日記 - AWS Terrain

AWSがOpenDataとして出している標高タイルを触ってみました。

registry.opendata.aws

形式はterraiumと言うことで、encodingをterraiumを指定する必要があります。

サンプルとして、以下のサイトを作りました。

smellman.github.io

ソースは以下の所にあります。

github.com

ちゃんとモバイルでも3D表示までできるようになっています。

オープンデータって本当に良いですね!

2023/02/23の日記 - 書籍レビュー「現場のプロがわかりやすく教える 位置情報エンジニア養成講座」

生きてます。

それはおいといて、先日秀和システムの西田さんから献本をいただきました。

この本は元々、僕の著書の担当だった西田さんが秀和システムに転職する際に「ネタをよこせ」と言われて、どうせなら若い人に書いてもらうべきだよねとMIERUNEの某氏と画策して最終的に井口さんに白羽の矢が立ったものとなります。

僕もちゃっかり紹介者として名前が載ってたりします。

まぁ、それはおいといて、とりあえず本を一周読み終わって、全て実装もやってみたので簡単なレビューを。

第一章、第二章は位置情報エンジニアのための基礎を一通りおさらいしています。

ここでのポイントはちょうどいい案配で深みにあまり踏み込まないように書かれている点です。

例えばGeoPackagesなんかは一行だけの説明で終わっていたりと、本の主題の本筋に合わない部分をあえて削ってるのではないかってぐらい踏み込まない感じになっています。

それだけ簡潔に書かれているというのはこの本の特色ではないでしょうか。

第三章ではQGISを使ったデータの扱いについて解説しています。

ここでも必要でない部分はかなり削ってるような印象を受けます。

また、僕のように比較的QGISが苦手な人間でもちゃんと使いこなせるようなわかりやすい解説で、手を動かしながらやっていて迷う所はほぼ無かったです。

第四章になると実際にWeb開発を進めていきます。

第四章のポイントはLeafletとMapLibreでそれぞれ実装して、その違いを明確にすることです。

同じアプリを作るのにも大きな違いがあるこの二つのライブラリをこれまた簡潔に解説していて、それぞれの利点や気をつけたいポイントなどをしっかりと解説してくれています。

第五章では実用的なアプリケーションをMapLibreで開発をしていきます。

防災という観点ではよくハッカソンで見かけるアプリケーションなんですが、MapLibreならではの工夫がしっかりとされていて、実装を実際にやってみることでMapLibreへの理解が深まるように書かれています。

Viteを使っているところもモダンなアプリの作り方としてすごく好感が持てました。

以上が、レビューとなります。

とりあえず位置情報を扱うハッカソンなどに参加する人、MapLibreで実用的なアプリケーションを作ってみたい人、位置情報エンジニアを目指したいと思っている人には特にお勧めです。

位置情報エンジニアだったら後輩とかの教育にも使えるので、是非手に取ってみてください!

2023/01/15の日記 - 飲んでたらShapefileからの変換の解説をしていた件について

KoedoLUGでShapefileの話になって、変なん図を書いた。

ShapefileがいかにダメかはShpefile must die!を参考にしてください。

Shapefileからtippecanoeへ変換するためのフローとGeoPackage/FlatGeoBufの違いなどを説明している概略図です。

酔いって面白いですね。