smellman's Broken Diary

クソみたいなもんです

MacPorts + Python + Virtualenv + RunSnake (というかwxPython)

gdal2tilesがクソ時間かかるのでプロファイルをしていました。

最初はline_profilerを使ってみたんだけど、 @profile とか書くと普通に動かした時に動かなくなって面倒なので、素直にcProfileを使いました。

% python -m cProfile -o ./profiler_result/1.prof gdal2tiles.py -v -z 0 ~/sampledata/all/temp.vrt ~/sampledata/all/tmp5

これで1.profっていう名前で結果が吐出されるんですが、やっぱりグラフィカルに見たいなーと思って探してみたら RunSnakeRun が良さそう。

とりあえずセットアップします。

% sudo port install py27-wxpython-3.0
% virtualenv-2.7 snake --system-site-packages
% source snake/bin/activate
% pip install SquareMap RunSnakeRun
% rehash

そして動かしてみます。

% runsnake ./profiler_result/1.prof
This program needs access to the screen.
Please run with a Framework build of python, and only when you are
logged in on the main display of your Mac.

怒られました。
これはどうやらpythonwが無いくさいという感じです。

% which python
/Users/btm/(内緒)/dev/snake/bin/python
% which pythonw
/opt/local/bin/pythonw

調べてみたらStack Overflow で osx - Why are Python builds suddenly not Framework builds when using virtualenv? - Stack Overflow という質問があり回答が書いてありました。

% wget --no-check-certificate https://raw.github.com/gldnspud/virtualenv-pythonw-osx/master/install_pythonw.py
% wget --no-check-certificate https://raw.github.com/gldnspud/virtualenv-pythonw-osx/master/pythonw.c
% python install_pythonw.py `which python`/../..
finished!  App bundle created at:  /Users/btm/(内緒)/dev/snake/Python.app

あとは実行してみます。

% runsnake ./profiler_result/1.prof

f:id:smellman:20140206135807p:plain

で、このテクニックなんですが、上記のFixを行う前だと、

>>> import wx
>>> wx.App()
This program needs access to the screen.
Please run with a Framework build of python, and only when you are
logged in on the main display of your Mac.

こうなってしまうので、wxPythonではまってる人も同じ問題で解決できるのではないかと思います。

昔話: 僕のコンピュータ環境と萌え

今日、某クラウディアさんの中の人*1からいつから組長ってなったのって聞かれた。
たぶん2002年ぐらいからだと思うんだけど、その説明をする中で重要だと思われる昔話がある。
そこをひっくるめたら重要な話があるかもしれないので、僕が関わってきたものを中心に記録として残そうと思う。
あくまで、僕の記憶と経験に基づくので平行して行われたものはまったくノータッチです。

90年代の話

僕がパソコンを始めて自宅に導入したのは97年(正確にはその前に姉がビジネススクール用の持っていたんだけど、ぷよぷよとBio100%のゲームしかやってなかった)で、実際自宅にUnix環境を整えたのは98年にHDDを増設して自宅マシンにTurbo Linux 2Jを導入したぐらいである。
まぁ、Windows環境からゴニョゴニョしたことはあったけど、僕が本格的にUnix環境について知識をつけたが当時同級生から借りたFreeBSD徹底入門で2日で読破して今のかなりの基礎がそこでついたという感じです。あと、自宅がWinModemだったのでTurbo Linux入れてもそこからネットに繋がらないのでいろんなRPMパッケージをフロッピーに入れてLinuxにフロッピーからコピーして遊んでました。
その次代かどうかは思え出せないのですが、tcshが萌え系カタログとしてリリースしていたっていうのがあったはずです。
wikipediaにも記載がありますが、今は残ってないけど、たしかあったはずだっていう感じではあります。
あと、90年代にも他にあったけど僕が知ったのがその後なので後述します。

2000年代初頭の話

2000年代初頭、僕が大学一年の後期ぐらいに萌えに対して覚醒します。
覚醒というのはすごく重要です。
当時は萌えという言葉が徐々に広まろうという時期で、萌えについて気づいた人が徐々に拡散していった時期でもあります。
そして、メイド喫茶ができた当時だったような気がします。(覚えてねーよさすがに)

2000年ぐらいに僕はとあるグループに参加します。
それが、Linux萌え萌え大作戦です。
たしか、埼玉Linux研究会よりも前だった気がします。
僕にとっての始めて馴染めたチャットコミュニティでもありました。

そして、そこで開始したのが「ランゲージ娘\0(」です。
これはプログラミング言語を擬人化するという当時としてはマニアックな企画でした。
しかしながら、源流としては今はOSCの代表として知られるびぎねっとの宮原さんがRubyちゃんとPerl姉さんというネタをこれより数年前にやってました。
その中でみんながネタ作りをしていて、主催者のれのふみさんがDelphiが好きで当時Kylixちゃんを作って、僕が当時まじめに勉強していたSchemeXULをキャラクターデザインしたり、これらをイベントに出していたりしてました。

ちなみに、その時のこのグループの友達がIRCで僕のことを「組長」と言い出して、大阪のイベントで「組長」と言われて、その経緯があって僕は最終的に「組長」になったんだよね。
あと、僕が組長をやっていたもじら組という組織でも、OSCで一回コラボしてたりします。
友達だもんね!

2000年後期からの今の話

IT業界にはいろんなものが出てきました。任意たんとかはそこら辺が有名なところでしょう。

でも、今はあまり目立たないところとして、いろんなキャラが出ていました。
その中でネットランナーという雑誌がいろいろフューチャーをしました。
mixiたんとかありましたよね。

僕の友達のinugamixさん*2が書いたFirefox子というキャラクターもフューチャーされたその一人です。
僕があるときinugamixさんから「ネットランナーが付録にしたいという話がある」と連絡があって、当時のMozilla Japanのメンバーに経由で聞いてMozillal CorpからNGを貰い、Firefoxという名前を使わないようにということで、「ふぉくす子」ならOKという返事を貰い今に至ります。
つまり、ふぉくす子はMozilla非公認キャラクターなのです。

そして今はマイクロソフトですらキャラを出してきています。
クラウディアさんの中の人知り合いですけどね!

次のOSCではふぉくす子に出てもらおうというのでいろいろ動いています。
今日の打ち合わせではいろんなキャラも出てくるそうです。
かれこれ10年以上擬人化に関わってきた人間として、僕が楽しんでることを一緒に楽しんでもらいたいです。
どうやら今回のイベントもすごい声優さんたちが司会をやってくれるそうです(こっちが謎だろ)。
僕が面白がってやっていたことが少しでもみなさんに面白がってもらえることを望んでいます。

*1:声優の方ではなく、Microsoftの方です

*2:ちなみにinugamixさんは僕のアイコンを書いてくれた人です。

MapProxy インストールメモ

MapProxyMacに入れようとしたんだけど、ちょいとひっかかったのでメモです。
環境はMountain Lion+MacPortsです。

% virtualenv-2.7 env
% source env/bin/activate
(env) % pip install Pillow
(env) % pip install --no-install PyYAML
(env) % cd env/build/PyYAML
(env) % python setup.py build_ext --include-dirs=/opt/local/include --library-dirs=/opt/local/lib
(env) % pip install --no-download PyYAML
(env) % cd ../../..
(env) % pip install MapProxy

MapProxyが依存してるパッケージを先に手動で入れています。
1つ目はPillow。これはPILの代替として使えるのですが、先にインストールしておかないとPILをインストールしようとしてはまります。
2つ目はPyYAMLです。これは、libyamlが発見できなくて--without-libyamlが有効になってしまうので、手動でlibyamlが入っている位置を指定しています。

というわけで仕事しますね。

今日の買った音楽まとめ

今日、今年一発目の音楽の買い物をしました。
全部ではないですが、面白いものを買えたので紹介します。

Igorrr / Nostril

AdNoiseamからのリリース。
昨年新しい方のアルバムを買っていたんだけど、こっちは古い方。
デスメタルバロック音楽ブレイクコアが調和したすごくヤバイ音源。

個人的にはPavor Nocturnusの後半がすごく好きです。
ブレイクコアのリズムの壊し具合がすごく気持ちいい。


WHOURKR / Concrete

Igorrrともう一人の人でやってるグループ。
こちらも今はAdNoiseamからリリースをしてるんだけど、こっちはCrucial Blastというレーベルからのリリース。

Igorrrよりデスメタルをかなり強くした感じだけど、酷さは大差がない。
あと、ドラムがかなりやばい。むちゃくちゃ過ぎる。


Beefcake / Hôte

Beefcakeの2002年のEP。

BeefcakeはHymen Recordsで出した2作がとても好きで、実家に居た時はひたすら風呂の中で聴き続けていた記憶があります。
いい感じのBrain Danceで、何時間でも聞いていられるような心地よさがあります。

本作もなかなかその傾向があるんですが、ここにまさかのVenetian Snaresの参加です。
2002年ぐらいのVenetian Snaresということで頭がおかしい感じを期待したところ、やはり期待を裏切らない出来です。
むしろ懐かしさが本当にヤバイです。
僕がブレイクコアにハマった時の大好きな音がここにありました。
本当にありがとうございます(何

まぁ、こんな感じで未だにブレイクコア最高!

新年の抱負とか

あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

去年はいろいろな事がありましたが、そんなんは省略し、今年の抱負だけ書きます。

今年は「心と体の健康」を目標としたいと思います。
具体的には以下の事を心がけたいです。

  • 料理のレパートリーを増やす、特にスープ系
  • 弁当をなるべく作る
  • アイロンを使いこなす
  • Wii Fit Uに慣れる、特に腕立て系
  • ゲームをちゃんとやる
  • 今年こそは健康診断を受ける
  • 快便
去年はよく体の不調が目立ちました。
余計な心配はかけないことが目標です。
もう歳ですからね。

【第3類医薬品】ザ・ガードコーワ整腸錠PC 560錠

【第3類医薬品】ザ・ガードコーワ整腸錠PC 560錠

BANGFACE - Neo-Rave Armageddon

たぶん、今年最後のエントリーです。

本当は去年買った音楽のまとめとか書いてたんですが、いろいろあって書けなくなりました。

代わりに、今年最後に買った音楽を紹介します。

BANGFACE - Neo-Rave Armageddon

BANGFACEっていうのはUKあたりでやってるレイブイベント。
僕は今年イギリスに行った時にちょうどやってたんだけど、居た場所が開催地から離れてて参加できなかったという悔しい思いをしたイベントです。

で、今回はそのイベントのコンピレーションがリリースされました。
参加アーティストがまた豪華です。

Bong-Ra vs The DJ Producer, Luke Vibert, Ceephax Acid Crew, Venetian Snares, Hellfish, Shitmatと、いつのPlanet-Muだよこれみたいなラインナップw
特に久々のVenetian Snaresの新作が入っているというのがポイントです。
いやー、ずいぶん待たされた感ありますね。
旧譜とリミックス以外のリリースでは今年初のリリースじゃないですかね?
って、年末に今年初とかどういうことだよ!

内容はレイブイベントのコンピらしいハードコアとAcidのクソ煮込みです。
とてもとてもカッコいいです。
Luke VibertCeephax Acid Crewは相変わらず素晴らしいAcidだし、
Hellfishは相変わらずとんでもないスピード感だし、
Luna-Cってアーティストが今年ももクロで散々聞く羽目になった某クラシック曲をむちゃくちゃにしまくってるし、
Bong-Ra vs The DJ ProducerやShitmatのレイブミュージック感は本当にたまらないし、
そんでもってVenetian Snaresがただの神だし。

あと、アルバム買うとおまけについてくるDJ Mixがまたカッコいいんですよね。
こういう頭空っぽにして聞けるDJ Mixが手に入って本当にうれしいです。

今年の最後にこんなにおかしなアルバムが手に入って大満足です。
これで辛いことが乗り越えられそうです。
皆さん、また来年〜

なれる!SE (11) 絶対?管理職宣言 読了

エンジニアが血の涙を流すライトノベルなれる!SEの最新作を読みました。

今度は管理職...えーと、工兵まだ新卒一年目ですよねwwwタイトルが発表された段階で笑ってしまいました。

内容もすごかったですね。最初に工兵が一緒に客先に行くところで頭抱えるような内容が盛り沢山。たまらないですねー。
少々ネタバレになりますが、ベンダー保守を頼んでないとか、代替機がほとんどないとかとても懐かしいというか、これ何年前の話だよって思いました。

今回の話のメインとなるのは赤字を抱えた現場をどうするかっていうもの。
ただ、赤字の成り立ち方がかなり異常というか、いままでの話のなかで結構特殊な部類。
ライトノベルらしいといえばそうなんだけど、このシリーズの中では異色とも言える回だったと思います。
その分、普通に話として楽しめる感じで、今までよりは遥かに心に傷を負わなかったとも言えます。
まぁ、こんな現場絶対嫌だけど(汗

オチは相変わらずというか、ぶっ飛んでましたね。
今までよくある相手の会社で解決するパターンだったんだけど、
今までの中で一番ありえない訪問の仕方。無茶がすぎるwww

読んだあとのすっきり感は今まででは一番強く、途中で心が折れて読めなくなった人にもオススメの回です。