smellman's Broken Diary

クソみたいなもんです

最近の話

最近いろいろ仕事をしてますが、ちゃんと表に出せる案件って中々ないんですよね。

  • 某xxx社からのxxxな仕事(言えないけどCesiumがらみ)
  • 某xxx局からの古地図案件(もらったデータ座標系が破滅してるだぜ)
  • まだ表に出てないと思うとある会社にOSMのサーバ導入
  • 国土地理院のCKAN案件(9割ぐらいniryuuさんがやってくれました)
  • とある会社のCTO(Coaidoのことです)

そんなわけなんですが、僕が(というか弊社が)表に出せる案件がありました。

rosenzu.strikingly.com

駅すぱあとさんの新しい路線図です。

実は去年こんな記事を書いてました。

smellman.hatenablog.com

smellman.hatenablog.com

実はこれらの記事はVAL研さんの地図を作っていた時のノウハウをネタにしたものです。

当時は表に出てなかったんですが、ぶっちゃけやってることはみんな思いつくだろっていうのがあって堂々と表に出しました。

みんながやらなそうなところは裏でやってますよ!

まぁ、上手くいけばいいんだけどね!

というわけで、弊社(Georepublic Japan)が開発をお手伝いしています、新しい路線図を何卒よろしくお願いします。
あ、路線図の構成自体のツッコミは弊社が担当じゃないんだけど、それ突っ込みすぎるといつまでたっても作れないよねとかという空気を察して欲しいって誰が言うのかわからない!

MacPorts環境でosm2pgsqlを更新した件について

smellman.hatenablog.com

以前、上記の記事を書いたのですが、今日osm2pgsql動かしたら動かなくなったので、再度動くするようにしました。

動かない原因は prog47 パッケージを使わなくなってしまっていてどこかのタイミングで消してしまったらしく、ライブラリが無いというものでした。
なので、普通に proj パッケージ使おうとしたのですが、最新のコードだとg++でコケるのでclangを使うようにしました。

というわけで、以下の様にして動かしました。

git clone git://github.com/openstreetmap/osm2pgsql.git
cd osm2pgsql
./autogen.sh
env CXX=clang++ CC=clang ./configure --with-proj=/opt/local \
  --with-protobuf-c-inc=/opt/local/include/google/protobuf-c \
  --with-protobuf-c-lib=/opt/local/lib \
  --with-protobuf-c=/opt/local
make
sudo make install

CXX=clangと指定してハマったりしてたのは内緒です。

Sonic DeadHorse (音速死馬) / I Love You Not Because You Love Me (Live)

先日のOtherman Recordsのラジオイベントでも流されて大いに盛り上がった台湾の Sonic DeadHorse (音速死馬) の I Love You Not Because You Love Me のライブ映像がすごかったので紹介します。

原曲は Otherman Records からダウンロードできます。


[OTMN029] Sonic Deadhorse - Everyone Can Beat a Deadhorse | OthermanRecords

まず一つ目のライブ映像がこちら。


The Next Big Thing 2013 大團誕生:Sonic Deadhorse|Ausência

音の凄まじさが半端ないのと、いろんな機材を使いまくってて何をしてうるのかよくわからないんだけど、左上にくっつけたデバイスで操作とか、フットコントローラの存在とか、PCに思いっきりOtherman Recordsのシールが張ってあったりいろいろ楽しめる。

2つ目のライブ映像がこちら。


Sonic DeadHorse - I Love You Not Because You ...

こちらを見ると序盤でギターの音を録音して重ねているのがはっきりわかります。ほかにもリズムとかもかなりわかりやすい。よくわからないけどw

大きな違いは視点が固定されているかそうでないかなんだけど、ここまでいろんな事やってるとこういう違うがあるだけで音楽がめちゃくちゃ面白く楽しめるのはとても良いことだと思う。

音速死馬、日本でもライブやって欲しいですね〜

BBoxを簡単に習得するやつ作った

Make Bounding Box Query Parameter

よくBBoxで検索とかするんだけど、Query作るのが結構面倒だったのでさくっとこのクエリだけ作るものを作成してみた。

select * from planet_osm_point where ST_Transform(way,4326) && ST_MakeEnvelope(138.44970703125,35.0120020431607,140.537109375,35.84008157153468,4326) limit 10;

上記の例は手元にOSMのデータをいれたものだけど、ST_MakeEnvelopeのやつが簡単に作れるようになったので個人的には作業が捗る。

Frog Pocket / Come On Primate Single

FolkとBreakcoreを見事に融合しているアーティスト、Frog Pocketが珍しくシングルとして楽曲をリリースしました。

1曲目の Come On Primate Show Your Teeth! は最初のギターとバイオリンによる(ちょっと重たい)ノスタルジックな感じから考えられないようなむちゃくちゃなBreakcore
しかし、ドラムの音に引っ張られすぎることがなく絶妙なバランスでバイオリン vs ドラムみたいな無茶苦茶な構図という Frog Pocketの代表的な音作りが堪能できる一曲です。

2曲目は Foghair は対照的にとてもシンプル...のわりには音の厚さに圧倒されるんだけど、いわゆる普通のフォークっぽい作品です。いや、違うけど。

さて、今回のシングルはなんといっても面白いのが1曲目のタイトルです。
「Come On Primate Show Your Teeth!」はPlanet-Muで出したアルバムとほぼ同一のタイトル名です。
「ほぼ」というのがポイントで、Planet-Muの方は Primates なので、たった一文字違いです。
ジャケットの画像もどっかで見たことあると思ったら、Planet-MuのCome On Primates Show Your Teeth! のジャケットをたんに燃やした時のやつっぽい。

8年前のアルバムのネタを持ってくるとは結構凝ってるなぁというか俺よく普通に気づいたなこれw

何はともあれ、シングルリリースなどがあるとアルバムも期待できるので良いリリースを今後も期待します。

2014年の音楽を振り返ってみる

年末なので、とりあえず、今年一年リリースされた音楽を振り返ってみようと思います。

DJKurara vs KenKoTaiji / Dark Individuality Split

DJKuraraさんとKenkoTaijiさんによるスプリット。
凶悪なガバキックとこれまた凶悪なアーメンが炸裂する傑作です。
リリースされた時はまじでびびりましたね。

チームしゃちほこ - いいくらし / Team Syachihoko - E-Kurashi [OFFICIAL VIDEO] - YouTube

今年最も聞いたTB-303です。
TB-303がアイドルと融合して変な曲が出来上がったことはとても良いと思う。

Venetian Snares / My Love Is A Bulldozer

今年の最も嬉しかったことは、念願のVenetian Snaresのライブに参加出来たことです。
去年、イギリスに行った時にロンドンに日帰りすれば参加できたのに...という日があり、悔しい思いをしていたのですが、
翌年にあっさり念願が叶うことになるとは。でも長野遠い。
というわけで、ライブでだいぶ気持ちが上がったうえでの念願のニューアルバムリリースです。
相変わらず楽しい楽曲だらけでした。
たぶん、アルバム通して聞いたのはこれが一番かも。

Aphex Twin / Syro

13年間は長かったけど、待った甲斐があった。
テクノというジャンルで知らない人はほとんどいないんじゃないかと思われるAphex Twinのニューアルバムです。
マーケティングにTorを使うとかテクノロジー的にも面白いことがいっぱいあったんだけど、
リリースされたアルバムも最高に良かった。
生きててよかったと思うアルバムでした。

Trackermatte / Wasteland Boutique

去年から活動してるTrackermatteという方なんですが、まったく詳細なことは知りません。
ただ、音はめちゃくちゃ良いです。
とりあえずアルバム全部買うといいと思います。

Igorrr & Ruby My Dear / Maigre

ちゃっかりNHKデビューしたIgorrrがレーベルメイトのRuby My Dearと組んで出した作品。
現段階のAd Noiseam頂上決戦みたいな構図なんだけど、Igorrrのバロック系の音とRuby My Dearのメロディックブレイクコアがまじでやばい融合してて危険案件。
ちなみに、 Ruby My Dearのことを「るびま」って略すのでRubyist Magazineとややこしくなってるというのが最近の悩みです(汗

DJ Donna Summer / Hard Edits 2014

ここもちゃっかり案件なんだけど、ちゃっかりというか突然大復活したCock Rock DiscoのDJ Donna SummerことJason Forrestがやはり突然ぶっこんできたニューアルバム。
とは言え、いろんな楽曲をマッシュアップしたというネタなので基本的にやばい。
相変わらずえげつない感じで楽しすぎる。
あと、何故かCock Rock DiscoとかJason Forrestの作品の大半がフリーダウンロードになっていたりする。
DEV/NULLとかわりとオススメなのでチェックしてみると良いかもしれない。

もうちょっと書きたいけど、そろそろ夕飯なので終了。
来年もいい音楽に恵まれますように。