smellman's Broken Diary

クソみたいなもんです

配布>目立つ?

この前の秋葉原の事でWebでいろんな意見が飛び交っているが、その中でFirefox目立ってないのは失敗だよねって意見があって、ちょっと違うんじゃないかなと思っている。
今回の件でボランティアのメイドさんたちに配布を手伝ってもらったのだが、想像以上に配布の効率がよかった。人の流れを見ていると、いろんな人たちがメイドさんに自ら近づいてCDを受け取っていたのだ。(メイドさんたちが来た瞬間に外人の女性が物凄い笑顔で近いづいてきたのには本当にびっくりしたよ...)
僕自身午前中からはっぴを着ながら配布をしていたのだが、その格好自体は目立っていても受け取る人はその中でごくわずか。二時間ぐらいは配布していたけど、80枚ぐらいが限界でした。それに比べて、メイドさんたちの勢いは物凄かった。
たしかにFirefoxは目立っていなかったとは思う。けど、実際に6000枚ものCDが配布でき、少なくとも5500人以上の人にはCDが行き渡ったと思う。もしメイドさんがいなかったらもしかすると3000枚ぐらいだったかもしれないとか思っている。それぐらい配布ってきついものだった。
それでだ。もし本当に目立つ格好をしていたとする。その場で目に止まるような格好だったとする。でも、もしCDが手元になかったら、Firefoxの事を覚えている人はどれぐらいいるんだろうか?と思うのよ。秋葉原のでかい街頭のアニメのポスター(ビル一面のあれね)とかは目立つのだけど、内容はほとんど覚えていない。僕自身アニメは好きなのだが、全然記憶がついていかないのだ。
街頭での配布イベントっていうのはそういう趣旨があるからやるのではないか?目立つのではなくて配ることが目的であると。そういう点では今回はすごく成功だったのではないかなと思うのだが、どうなんでしょう?今回はそういうマーケッティングなのではないかと思うのだが、どうなんでしょう?