六畳間の侵略者！？8.5

7.5巻から続く青騎士伝説の続きです。
ティアにまつわるエピソードにある青騎士伝説の内容が本作ですべて明らかになるんですが、話のつながりがすごく面白かったです。
7巻のラストでのつながりもすごくよく表現されていて、最後のシーンはちょっと涙が出ました。
本当に驚くのが孝太郎の振る舞いです。青騎士伝説に対する伏線のようにかなり前からしっかりとした土台を作っていて、すべての糸がつながったなぁっていうのがそれだけでも実感できるぐらいよく練られた作品です。
そして、ハーレムものという枠を超えて、全体に流れる暖かさとか勇気だとかそういうのが本当に読んでて気持ちいい。仕事で精神がちょっと破滅していたので、本当にこの作品が読めることが生きがいになりつつあります。
次巻も楽しみです。早く出ないかなー！

六畳間の侵略者！？8.5 白銀の姫と青き騎士 第二章 (HJ文庫)