mozpadコミュニティから新しいProposalが提出されていました。
現在、いろんな開発団体がXULRunnerをパッチを当てたり独自にビルドをしていたりしているのですが、それらの情報を共有しようという流れを促すものです。
理由としては、同じような機能の開発を防ごう(用は車輪の最開発ね)とか、Mozilla Projectの開かれた精神の元にナレッジベースやコードを共有しようというというものです。
というわけで、HOWはちょっと訳してみた。
- 特定の団体もしくは個人がXULRunnerを使ってアプリケーションを開発している。それらをリスト(リストはどこかにあるものや、まだ不完全もしくはすでに古くなったものも含める)としてまとめる。
- それらの人々に(一件づつでも、まとめてでも)コンタクトを取り、彼らの意見のフィードバックや活動に参加するかどうかを求める。
- 場合によってはメーリングリストのようなフォーラムを用意するか、現在使われている mozilla.dev.platform *1 を使う。小さなプライベートに近いフォーラムであればノイズを減らせられるだろうし、最初の情報集約にフォーカスを当てられる。
- Core Patch がどの新規機能/バグを彼らが直しているのをリストを集める。
- (同じ機能で重複しているのを) マージする / バグをまとめる / パッチを提供する
TODOについても訳してみた
- これらのアプリケーションに使われているビルドシステムやインストーラがこの提案のタスクによるものと同一になれるかもしれない。それぞれのアプリケーションはそれぞれの配布方法が必要だが、それぞれのプラットフォームごとのビルドモデルがあまり実用的にならなくなる一歩前進となるでしょう。*2
非常に心強いProposal だと思います。現状の開発ではさまざまなパッチが各所で作成されているがXULRunnerの場合どうしてもプライオリティが低いという問題があります。このように協力してPatchのまとめ、バグ報告、パッチの提供ができればかなり影響力が強いものとなるでしょう。すばらしい!