自転車で出かけたらちょうど雨で悲しかった一日です。しかも、帰宅してから少ししたら晴れてきたし!
BLUE BACKS 「みんなの高校地学」読了
昨日今日と時間を作って、BLUE BACKSの「みんなの高校地学」を約12ポモドーロで読み切りました。
この本は必修ではないけど高校で学ぶ地学について一通り網羅している入門書です。
高校の時に地理は取ってたけど、大半の内容は忘れてしまった僕にはうってつけの本でした。
序章の「日本列島と巨大地震」から始まり、最後は宇宙の始まりについてと幅広い地学の世界を学ぶことができます。
地震や台風などは日本に住んでいると身近なものですが、どんな仕組みでそれらが発生するかなどといった基礎的な内容から、それぞれの理論を深掘りして必要に応じて定理や公式などをふんだんに紹介して、より深く地学とは何かを理解することができます。
とはいえ、僕は地図のプログラミング専門家だけど苦手分野なのでたぶんあと何周か読まないとちゃんと理解できないと思います。まぁ、本書のあとがきで「『ある程度の理解』で進んでみよう」とあるので、ある程度の理解はしたと思います。
地学を学ぶことは多くの日本人にとって身近な災害に立ち向かうのに必要な知識ともあるので、みなさんにおすすめしたいです。
次は「データ可視化の基本が全部わかる本」を読んでいこうと思います。
QGIS with Qt6 for macOSプロジェクト開始
今日の昼間からちょっと思いついたプロジェクトを開始しました。
その名も「QGIS with Qt6 for macOS」プロジェクトです。
QGISではQt5が現在現役で使われていますが、いろいろ問題が生じています。
特にQGISが配布しているQt5 5.15.2のバイナリがXcode 15 以降ビルド自体が出来なくなったことは致命的です。
また、以下の問題もあります。
- ビルドシステム自体があまりメンテナンスされていなくQGISの最新版でもGeoParquetなどがサポートされていないこと(なお、途中までやったが断念した)
- IntelバイナリのみサポートされているためApple SiliconではRosetta 2が必須になっていること(というかIntelバイナリはいつまでmacでサポートされるのかわからん)
- QGIS 3.46でQt6がデフォルトになる予定だが、mac版のメンテナンスができる人がいるのかわからん(コソボで、QGIS開発者からmacOSはファーストユーザーではないと明確に言われていたし)
- MacPortsやAnacondaを使うという手があるが、(俺が)使いたくない
最後の理由はアレだけど、結局のところ自分が使いたいものを作りたいという欲求を満たしたいというものです。
とりあえず、今日から作り始めたので手始めに最新版のQt6のビルドとインストールだけはできるようになっています。
また、作りながらちゃんとドキュメントを残そうということで、GitHub Pagesにドキュメントを残すようにしています。
明確に方向性は示しているので、進展があったらまた報告します。
ではでは。