マイナビから献本していただいたPythonハッカーガイドブックを読みました。
マイナビから今週出る「Pythonハッカーガイドブック」を献本していただきました。ちなみに監訳の寺田さんとマイナビを繋げたのが僕だったりします。今日は朝4時から仕事してたので、仕事納めしてゆっくり読書します。https://t.co/Itmw7DkSXL pic.twitter.com/cVwfD4U6Bs
— Taro Matsuzawa aka. 組長 (@smellman) 2020年5月27日
僕の著書も担当した編集の西田さんからバズらせろという司令が来ていましたが、それは一旦無視するとしてとりあえず感想など。
まず、本書で書かれている内容がすごく幅が広く、いろいろと気づきがあります。
例えば、10章のバッファプロトコルとか9章のHyとか13章のシングルディスパッチャとか、使えるテクニックや単純に面白いと思うものが多く、またマニアックな話題も多いのが特徴です。
Lispの話は青春こじらせた頃を思い出してすごくよかったです。
原著が少々古くPython2とPython3を両方対応しようとしているところからコードがちょっと懐かしい感もあったりしますが、少なくともPython2からやっていた僕にはとてもわかりやすく、個人的にはPython2時代からやってる人におすすめです。
あと、全体的に監訳がしっかりしていて、分かりづらいところへの注記がかなりあってものすごく読むのに助けになります。
寺田さんを紹介してよかったなぁと改めて思いました。
明日から書店での販売及びマイナビでの電子版の発売がされるので、Pythonをより深く学びたいという人は是非読んでみてほしいです。
ってか、献本してもらったけど、手元にほしいから電子版買おうかな...
Pythonハッカーガイドブック ~達人が教えるデプロイ、スケーラビリティ、テストのコツ~ (Compass Booksシリーズ)
- 作者:Julien Danjou
- 発売日: 2020/05/29
- メディア: 単行本(ソフトカバー)