今日は朝ちょっとゲームをやってから、昼から「遠くへ行きたければ、みんなで行け」を読んでました。
高須さん翻訳、山形さん監修、弊社社長でCode for Japan代表理事の関さんが解説というすごい布陣。
ただ、友達に聞くと「意外な組み合わせ」というが、僕にとってはそうではない。
というのも、高須さんと関さんは元々Hackers Cafeのメンバーで友達だし、高須さんは山形さんと一緒に講演とかしてるし、高須さんがやっていた「貧乏人の経済学」の読書会にも翻訳者の山形さんが最後にゲストに来てくれてたし。
さて、話を本題に戻すと、この本は「コミュニティ」を作るための重要な要素を著者のJono Baconさんの体験から説明している本です。
「コミュニティ」と言っても、オープンソースコミュニティ以外の様々な「コミュニティ」についていろんな視点から書かれています。
ちなみにJono BaconさんはCanonical社、つまりUbuntuのコミュニティの運営に関わっていた方で、オープンソースコミュニティにもかなり力を入れて解説がされています。
コミュニティの「ビッグロックス」、僕の雑な解釈だと大きな目標地点をどう立てるか、どのようなKPIを設けてそれは「はい」「いいえ」で答えられるかなど、具体的な話が多く、かつ「コミュニティ」がいかに大事なものなのかをしっかりと解説をしています。
少なくとも今の時代に合った組織論というべきものでもあり、単純に「コミュニティ」を運営する人以外にも新しい組織論として読んでもらいたいなと思いました。
なお、著者は二回以上読むことを勧めているので、これから二回目を読もうかと思います。
その中で僕が所属している「コミュニティ」、OSGeo.JP、日本UNIXユーザ会、OpenStreetMap Foundation Japanなどでの「ビックロックス」、もちろん仕事としてやっているlobstaというプロダクトでの適応などを考えていきたいと思います。
そうそう、宣伝わすれていたけど、位置情報ベースのタスクマネージメントサービス「lobsta」のプロジェクトマネージャーを現在やっています。
Redmineとgtt-projectをベースとした商用サービスです。まだ「コミュニティ」を作るという話はあまり出てないのですが、本書にあるようにせっかく「コミュニティ」を作るならどどーんとやってみたいですね。(って書いていいのか?)
ではでは。